ブランドストーリー

BRAND STORY

北欧で愛されるライフスタイルに寄り添うデザイン

WHY?

なぜ美しいデザインの
ヒーターが存在しないのか?

長年ヒーターを販売してきた父

mill社はノルウェーの山あいの村、ネスビエンでフィリップ・ブリン・ハウグランドと、その父カトーによって生まれたブランドです。millが生まれる以前は、フィリップは会計士の仕事をしていました。彼の父カトーは自身の設立した会社で長年他社のヒーターを販売をする事業を営んでいました。

mill開発者フィリップと父カトーとの昔の写真。

“美しいヒーターが存在しない”という
純粋な疑問

父の事業の影響もあり、フィリップはヒーターに対して一つの疑問を持っていました。「なぜ美しいデザインのヒーターが存在しないのか?」 どの家のヒーターも、ほこりをかぶって黄ばんでいたり、ペンキを塗りたての壁にみすぼらしくかけられていたり、部屋中を流行のインテリアでそろえたとしても、それに釣り合わないみすぼらしいヒーターばかり。部屋で快適に過ごすには、美しいヒーターがあって当然なのに。

DESIGN

インテリアの一部となるような
美しいヒーターを

親子の決意、
美しいヒーターへの想いと直感

フィリップは『直感』を信じていました。自分が思う理想のヒーターは、世の中の人もきっと好きになってくれると。フィリップの想いと呼応するように、彼の父カトーもまた自分たちで理想的なヒーターを作りたいと考えはじめていたのです。今までの寒さをしのぐためだけに仕方なく置いていたひどいデザインのヒーターではなく、インテリアの一部としてディスプレイしたいと思わせるヒーターをつくりたいと。フィリップと彼の父カトーは自分たちの手で理想的なヒーターを作ることを決意したのです。

黒と白だけの、
シンプルでエレガントなヒーター

フィリップは美しく理想的なヒーターについて明確なビジョンを持っていました。 それは、角が丸く美しいフォルムのヒーター。まるで宙に浮かんでいるかのように軽やかなデザインのヒーター。 黒と白だけの、シンプルでエレガントなヒーター。

NEW STYLE

家族との時間を楽しむ
ライフスタイルと重なるデザイン

生活とマッチする、
美しいヒーターの誕生

フィリップの直感がカタチとなったmillは、親子の手によって生まれました。その後millがノルウェーで順調に売り上げを伸ばし人気となっていったことは、彼らにとってそれほど驚くことではありませんでした。なぜならば、ノルウェーには嵐の秋があり、冬の間のほとんどは雪に覆われた極寒の地だったからです。ノルウェーの人々は1日のほぼ90%を屋内で過ごし「ヒュッゲ」を楽しむことで広く知られています。 「ヒュッゲ」とは、ノルウェーで「家の中で家族と一緒の時間を楽しむ」という北欧の文化を表した言葉で、長い時間家の中で過ごす北欧の人々にとって、美しく性能の良いヒーターが愛されるのは必然だったのです。

世界への広がり、
今も進化し続けるブランド

美しく性能の良いヒーターが必要なのは、北欧に限ったことではありませんでした。millは世界的に権威のある「Red Dot」をはじめ数々のデザイン賞を受賞。フィリップが思い描いていた理想のヒーターは、瞬く間に世界に広がっていったのです。世界中から注目が集まるようになったmill社に、フィリップの妻アネもやってきました。 彼女は良い製品をつくることに熱心なだけでなく、ビジネスで結果を出すことに対しても積極的に取り組みました。millの知名度は更に広がり、日本、韓国、米国、オランダ、をはじめ20カ国以上からの注文が急速に増えていったのです。
彼ら家族とmill社のスタッフは、理想のヒーターを追い求め、日々議論を交わし研究と開発をつづけています。
世界中の人々が、もっとお金を節約できて、もっと環境にやさしくなれて、もっと暖かく快適にすごせるために。